Samsungのクアッドコアプロセッサ「Cortex-A9」を搭載した、Android4.0開発キット「ODROID-X」が発売されています。インターフェースも充実していますし、なによりAndroid4.0ということでいろいろデキそうですね。
ODROID-X, ODROID-Q | Hardkernel
プロセッサ | Samsung Exynos4412 Cortex-A9(1.4GHz) |
メモリ | 1GB(DDR2) |
映像出力 | micro HDMI/RGB-24bit LCDポート |
音声出力 | 3.5mmヘッドフォン/マイク端子、SPDIF |
LAN | 10/100Mbpsイーサネット対応 |
USB2.0端子 | 6基 |
IOポート | 50pin 拡張IOポート( LCD/I2C/UART/SPI/ADC/GPIO) |
システム | u-boot 2010.12, Kernel 3.0.15, Android4.0.x(ICS) |
サイズ | 90 x 94 mm |
値段は129ドルとのことですが、送料&手数料として30ドルが加算されます。合計159ドルですので、日本円で1万2500円程度ですね。ちなみに日本国内ではガイヤージャパンというショップが取り扱っていますが、金額が1万8800円とお高めです。個人輸入が不安な人はドウゾ。
ガイヤージャパン|商品詳細ページ|ODROID-X
ちなみに、ODROID-Xはオプションパーツも充実しています。ひととおり揃えれば、ちょっとしたPCと同レベルぐらいにはなりそうです。
※すべて直販サイトの価格で、日本円の表示は下ひと桁を切り上げています
・IEEE802.11b/g/n対応WiFiモジュール
価格:9ドル(710円)
・14インチLCD(1366×768ドット、バックライトLED、非タッチスクリーン)
価格:79ドル(6180円)
・10.1インチLCD(1366×768ドット、バックライトLED、非タッチスクリーン)
価格:69ドル(5400円)
・5Mカメラモジュール
価格:29ドル(2270円)
・16GB eMMC規格NANDメモリ(チップは東芝製)
価格:39ドル(3060円)
・Bluetooth v2.1+EDRアダプタ(USB1.1)
価格:8ドル(630円)
すべてのパーツを注文しても2万5000円程度です。全部入りの小型Androidマシンを作るのにいかがでしょうか。
小型Androidマシンといえば、先日届いたAPC8750ですが……
完全に放置されています。
いや、やっぱりね。OS書き換えとかできる人じゃないと使えないんですよ、結局のトコロ。Android2.3ではなにもできないし。技術がないと使い道がない。まあ最初からわかっていたことなんですが、現在はハッカーな人たちの出番を待っているところです(他人任せ)。
「ムダな買い物を……」とおもわれる人がいらっしゃるかもしれませんが、
まさに至言。
「山登りはじめました2」鈴木ともこ 著/メディアファクトリー刊 より引用
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