マイクロソフトの「Office2013(Office15)」のカスタマープレビュー版が公開されましたので、さっそく使ってみました。ちょっと触れただけのインプレッションですので、ご了承ください。
インターフェースがMetroスタイル化
Windows8で採用されている「MetroUI」に準じ、Office2013でもインターフェースがMetroっぽくなっています。今回はWindows7で動かしましたので、マウスによるクリック操作のみです。タブレットのタッチ操作では、また違った印象になるんでしょうね。クリックとタップの違いがどうなっているのか気になるところです。
↑Word2013のバックステージビュー(「ファイル」タブ)
↑Word2013の編集画面。タブやボタンの構成は2010とほぼ変わらず?
↑Excel2013の編集画面。こちらもほとんど変化はありません
Metroスタイル化に伴って、UIも全体的にのっぺりした印象ですね。それより気になるのは、基本機能がほとんど変わっていない点です。ネット連携機能を使わない人にとっては、マイナーバージョンアップなのでは……。
もっとも、文書作成機能はすでにOffice2003で完成されています。2007以降は「見た目のいい文書を手軽に作る」ためのソフトでしたから、2013はやはりWebサービスやクラウドの活用がカギとなりそうです。
WordにPDF編集機能を追加
Word2013ではPDFを編集できるとのことで、とりあえず読み込んでみました。
↑InDesignで出力したPDF
↑Office2010で出力したPDF
Office2007または2010で出力したPDFは問題なく表示されましたが、InDesignで出力したPDFはレイアウトが大きく崩れます。どんなPDFでも編集できるというわけではないようです。
既存ユーザーがバージョンアップする必要性は?
今回はインク機能などWindows8ならではの機能を試していません。ホントにサラッと触れただけです。また、製品版では機能が改良されていたり、仕様が変わっている可能性もあります。それを踏まえた上であえて言うなら、2007~2010ユーザーにとって買い換える必要性が(まだ)見つかりません。タブレットで利用するにはおそらく快適でしょう。しかし、ネット連携機能を活用しないのであれば、2013に変える必要がないように思えます。
と、現段階での感想はこんな感じです。使い込むと印象が変わり、今回とまるっきり逆のコトを言うかもしれませんが、あらかじめご了承クダサイ。
追記:
カスタマープレビュー版は、2013年6月30日まで利用できるとのことです。みなさんもゼヒ
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