エントリークラスのフルサイズデジタル一眼「EOS 6D」を触ってきました! - デジタル小噺

2012年11月19日月曜日

エントリークラスのフルサイズデジタル一眼「EOS 6D」を触ってきました!

EOS 6D+EF35mm F2

発売日が11月30日に決まったEOS 6Dですが、今日からキヤノンのショールームで実際に手にすることができるハンズオンデモが開始されるとのことで、さっそくキヤノンプラザS(品川)に行ってきました。



実際に手にしてみて感じたのは、「フルサイズ機なのにずいぶん軽い」という点でした。私はEOS  60Dを所有していますが、重さやサイズはほとんど変わりません。むしろ、フルサイズ機だということを意識して持つと、なんだか軽いような気もします。

デモ機はベータ版のため、撮影データを持ち出すことはできませんでした。そのため画質の詳細まではわかりませんが、AFの速度はだいぶ速かったような気がします。そしてなにより、シャッター音が静か! 音がだいぶ軽くなったように感じましたが、なんとなくニコンのシャッター音に近いような気がしました。「なんとなく」ですよー。

背面のデザインは、60DよりもKiss X6iに近い感じです。ライブビュー撮影のボタンもひとまわり大きくなっていますね。メニュー画面の大きさは従来機と変わりませんが、文字が大きく表示されているように思います。

背面のボタン類。露出が……

ライブビュー撮影時の液晶ディスプレイ

無線LANやGPSなどは試すことができませんでしたので、とりあえずどうしようかなということで、ISO感度をいじってみました。ISO25600まで撮影可能なのはスゴイですね。実際この感度で撮影することはそうないでしょうけれども、ISO3200~6400あたりがより美しくなっているのではないかと期待しています。

ISO25600まで設定可能

モードダイアルはシンプル化

ちょっと気になったのは、撮影直後に一瞬のタイムラグがあった点。フルサイズ化で画像の解像度が上がり、保存に時間がかかっているのでしょうか? それとも単純に、SDカードの性能かもしれませんが。これはもう一度、自前のSDカードで試してみたいですね。

全体的にとにかくコンパクトです。無線LANやGPS、そしてなにより撮像素子がフルサイズという点にひかれます。ですが、お値段はボディ単体で19万8000円。EF24-105L IS USMレンズキットで26万8000円、EF24-70L IS USMレンズキットが32万8000円。……高いなあ。あと2~3年ほど待って、次のモデルが出そうな頃を狙うべきでしょうか。

EOS 60D + EF40mm F2.8 STM

キヤノンのショールームではEOS 6Dのほかにも、EOS-MやEOS 1D Xなども触れます。お値段175万円の単焦点超望遠レンズEF800mm F5.6L IS USMのレンズにも触れることができますよ。興味のある方はぜひどうぞ!

なお、参考までにEOS 6Dの最新の販売価格を貼り付けておきます(Amazon.co.jp)



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